羽根の模様は微細レーザーで焼き抜いて描きました

プラスネジのトンボの目玉。それっぽい！

中幸製作所のオヤジ職人たちが、ああでもない、こうでもないと口と手を動かしながら「メタルトンボ」を作ってみました。
素材となる金属は、0.3ミリの真鍮板。折り紙の本などを参考に、仕上がりを想定したトンボをデザインし、羽根や胴体のパーツを真鍮版から切り出すに必要な2Dデータをプログラミング。そのデータによって微細レーザー加工機で羽根の模様や本体の溝などを加工し、パーツを切り出しました。丸みのある胴体は、折り曲げるための専用の治具を作ってフートプレス機で曲げ加しました。仕上げに羽根は銀メッキ、胴体には金メッキを施し、それを結合。トンボの特徴である複眼はプラスのネジを代用しました。
こうして羽根幅71mm、胴体の長さ45mmのメタルトンボが完成しました。